updated!!

企業型確定拠出年金DCへの拠出終了後のiDeCo加入までの期間

Contents

開始までの期間はかなりかかる

会社員で定年をむかえた場合、多くの人が必要と思われる手続きについて

  • 退職金には様々な受け取り方があるが、それによって払う税金がかなり変わってくる
  • 個人の世帯状況、勤続年数、退職金金額、などによって、最善策は変わってくるが、まず退職所得控除額を最大化することが重要。⇒ 上の表でAを最大化する。
  • 退職所得控除額は、60歳再雇用で働いてもDC掛金が終了していれば、上の表でAが増えることは無い。
  • 60歳再雇用と同時に、個人年金iDeCoを開始することにより、退職所得控除の勤続年数(A)を増やすことができる。それにより、退職金に払う税金が少なくできる。(勤続年数+iDeCo加入期間)

退職後iDeCo加入まで、期間はどのくらいかかるか?(例:SBI証券)

  1. 金融機関にiDeCo加入の申し込みの申請。申込書を受領 (60歳1ケ月前)
  2. 勤め先会社の記入事項があるので申請 (退職後でないと受付してもらえなかった) 
  3. 会社から書類受領後、書類提出 (手続き日数や祝休日で違いがでるが、ここでは12日目ぐらいとする)
  4. 2ケ月後の月の中頃に、IDとpasswordが郵送されてくる
  5. 次の月から掛け金開始

結果、60歳定年後に、申込をして、初回のiDeCo掛金行使まで、4か月目!! (例えば5月に申込で8月開始)

想定外に時間がかかりますので早めの手続きを。(但し、1年未満の期間は切り上げとなるので、早めにやりさえすれば退職所得控除の計算上は大丈夫)

手続き完了後、数日後に国民年金基金連合会から個人型年金加入確認通知書が送られてくる。これで、SBI証券に口座開設して個人で投資しているのとは違って、国の税法システムに乗っていることが確認できる。

勤め先のDCの運用会社でiDeCoに加入できれば、それも簡便。但し、旧財閥系の大手の系列銀行の場合が多く、運用の面では、ネット証券会社の方が上。

この記事を書いた人

Contents