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なぜJR中央緩行線(三鷹~お茶の水) は混雑率が低いのか

(Photo by: Sui-setz / Wikimedia Commons / パブリックドメイン
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JR中央緩行線(JR中央線各駅停車)のあらまし

東京からほぼ真西へ一直線に走る黄色い電車で、中央線快速と並走して走っている西側部分の話。東側は千葉県内を総武線快速と並走して走っている。この黄色い電車は東京駅に乗り入れないため、丁度真ん中あたりの3駅(秋葉原、浅草橋、両国)のみ快速と並走していない。 このうち、中央線快速と並走する部分がJR中央緩行線と呼ばれる部分である。なおJR東日本でも呼称は統一されてない。

(西側:左側) 中央緩行線(中央線各駅停車)

(東側:右側) 総武緩行線(総武線各駅停車)

注) 中央線快速は東京駅の1,2番線へ、総武線快速は東京駅【地下1234番線】という東京駅舎とは異なる遠い場所に停車するので、東京駅での快速→快速の乗り換えは、徒歩15分かかる。お茶の水と錦糸町間で一旦、各駅停車へ乗り換えた方が断然早い。

23区内で破格の混雑率の低さ

国交省の資料をみてもわかるように、最も混雑する時間帯でも、混雑率が0.61で、混雑率の低い方でダントツの一位である。100%が定員乗車で(座席につくか、吊革につかまるなどができる)触れ合うことがない状態で、60%は運良ければ、乗った時に座れるぐらいのイメージ。 低乗車率の第二位が0.92のことを鑑みても、特異に低いことがわかる。

  • 7:01~8:01 混雑率 0.61
  • 8:01~9:01 混雑率 0.60
  • 9:01~10:01 混雑率 0.51

どうして混雑率が低いのか

複数の要因が重なった結果であり、主な要因を挙げる。

主な要因

  • 始発駅が都心に近く、郊外ベッドタウンを経由しない。(新宿から20分の三鷹駅始発)
  • 中央線快速、西武新宿線、京王井の頭線、東京メトロ丸の内線、東西線など、並走または近くを通る電車ががあるため、支線から人が流れない。
  • 三鷹⇒新宿までは、ターミナル駅を経由しないので、沿線以外からの人が集まらない。
  • 線路が直線で、完全な高架なので、速度が速く、定時運行が多い。
  • 始発の三鷹市以外は、低層住宅エリアなのでそもそも人口密度が少ない。(年齢層が高く通勤人口も少なめ)
  • 混雑率が60%だと、減便するはずだが、反対側の千葉(総武線快速並走エリア)の混雑が激しいので、運行本数が多い。(8時台 18便 {参考 : 山手線 19便} )

その他の要因

  • 中央快速線と完全に並走していることによる輸送量分散。(平日の三鷹~新宿間は2駅しか変わらず、3,4分ぐらいの差)
  • 中央快速線とは全域にわたってホームが別なので、激込みの快速から乗り移りにくい。(注:お茶の水は同じホーム)
  • 三鷹~中野間は東西線も同じ線路を通る。

特徴まとめ

  • どの時間帯でも人と触れ合うことなくゆったり乗れる。
  • 新宿駅で山手線と同じホームに降りられる。
  • 始発からずっと空いているので、通勤時でも空気がきれい。

朝、9時過ぎ頃の荻窪、中野の乗車風景

荻窪駅 9:20

中野駅 9:28

新宿で相鉄線直通(始発)に乗り換えて、渋谷、大崎、海老名方面へ 9:35

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